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Special Needs Dentistry Disabled Dentistry

スペシャルニーズ歯科・障がい者歯科

 VF検査(嚥下造影検査)

 
脳疾患・加齢・他の疾患によりお口からの食事がとりづらくなった方を対象に、「飲み込み」の検査を協力病院と共に行っております。
一言で「うまく食べられない。むせる」といっても、どこの部分に問題があるのか把握し、その点へのリハビリの強化や、食事介助・食材の形態・姿勢などのアドバイスをします。
検査食材に造影剤を混ぜて食べていただき、その流れを動画で確認します。
舌の動き・咽頭喉頭の動きなどを確認することで問題を確認できます。
誤嚥(ごえんー食べ物や水が、誤って肺に入ってしまうこと)がある場合は、お口の中を清潔にしておかないと、発熱を伴う誤嚥性肺炎を越しやすくなります。
そのため口腔ケアが必要です。


 たんぽぽ組のおともだち・保護者様へ

 
虫歯を作ってから治療するとなると、ご本人が一番つらい思いをすることになります。
そんな思いをしないで済むよう、早期の受診をお勧めします。
当院には、メンテナンスだけで来院していただいている、たんぽぽのおともだちがたくさんいます。
初めは、玄関に入るのに30分以上かかっていた子も、
回数を重ねると「こんにちわ~!」と走って診療台に座ってくれるようになります。
スタッフもゆっくりと対応したいので、ご予約の時間は限られますが、
ぜひ一度当院までご相談ください。
 
12歳Mくんお母様より
<知的障害のある息子が虫歯ゼロでいられる理由>
4歳の頃から乳歯に虫歯ができ始めA歯科医院を受診したところ「暴れるだろうから治療は無理。」と進行止めを塗ってもらっていました。5歳を過ぎて虫歯の穴が大きくなり、この頃からお友達を噛むようになりました。歯が痛いのも一因かも。と障害児を専門に治療してくださるB病院歯科を受診。ネットをかけて身動きできない状態で泣き叫びながら治療を受けました。こちらが終われば、また次・・と続くことが約2年。その頃「ぐるんぱ」のお母さんの紹介で、歯の健康ドクターが予防に力を入れていることを知り、通院が始まりました。こちらでは痛い思いをさせまいと、ハミガキのために月に1~2回通うようになりました。
5年経ち、今では名前を呼ばれるとスタスタと入って、自分で診療台に座ります。きれいに磨いていただいて、キシリトールガムを頂いて帰ります。
虫歯だった乳歯はきれいに生え変わり、学校検診では毎回誉めて頂ける優等生になりました。B歯科で泣き叫び、親子共にぐったり疲れていたことが遠い昔のことになりました。
この状態がずっと維持できるように、今後も通院したいと思っています。